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活動報告

東京都中央区立佃中学校 持久走

2017年2月14日

2017年1月16日(月)、中央区立佃中学校で持久走の授業を行った。1限は講義で2限から4限までは学年ごとに分かれての授業となった。

この話は1通の連絡から始まった。元コニカミノルタ陸上部でニューイヤー駅伝優勝メンバーでもある新田からの連絡だった。彼は昨年の3月で競技を引退して現在は海外の車を販売している。その彼から持久走の授業の依頼があった。彼の知り合いである谷さんがこの中学校出身で、様々なスポーツのトップ選手を招いて講義と授業を行なっているらしい。柔道の授業としてオリンピアンを講師として呼んだりと、他の中学校にはない取り組みをしているとあって、入学希望者が増加したようだ。そんなわけで同じ年で競技者仲間でもある新田からの依頼ということで、打ち合わせを行いこの日に向けて準備してきた。

当日は晴れの中、無事に全学年怪我なく授業を終えることが出来た。一番嬉しかったのは、受験を控えていて、少し運動不足になっている3年生の生徒の一人がすごく真剣に持久走に取り組んでいて、最後のタイムトライアルで自己ベスト近くで走ったことだ。中学生だと、一生懸命走ることに照れや恥ずかしさがある年頃だろう。そんな中せっかくの機会ということで全力で授業に取り組み、タイムトライアルの中盤のキツイところでよく粘ってくれた。授業後に昼食を一緒にとることになり、呼ばれたのはその生徒のクラスだった。そしてその生徒と同じグループで昼食をとった。とても楽しい時間を過ごせた。もちろん頑張っていたのはこの生徒だけではない。自己ベストを更新したり、前半果敢に挑戦する生徒がいたりと佃中学校の生徒は何事にも全力で取り組んでいる素晴らしい学校だ。体育の先生もすごく熱心で、声がよく通る。さすが先生だと思った。

ちなみに佃中学校は、将棋マンガ『3月のライオン』の舞台になっている学校というプチ情報。