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ヨーロッパ遠征19・20日・21日目 ロッテルダムマラソン

2018年4月10日

2018年4月6日(金)、ホテルを移動するため、起きてから支度。その後朝食を食べて、昼過ぎの時間に中途半端な時間ではあるが移動する。

ホテルはゴール地点から100mほどの場所にある、ヒルトンホテル ロッテルダム。
着いたら微妙な時間ではあったが、チェックインができたので、荷物を置いて走りに行くことに。今回は1人部屋のようだ。

本日は400m×5。ホテルから1kmほど離れたところに割と見通しの良い直線があったので、そこの往復で行うことに。
68′ 68′ 68′ 68′ 65′ と良い感覚で走ることができた。

その後はホテルに戻って昼食。するともうケニアの選手も到着しており、レストランは賑やかな感じだった。
今回、日本人だと九電工の加藤選手が参加するということで女子部監督の藤野さんとエージェントの大串さんもいたので一緒のテーブルで食事をした。
実業団のスタッフと同席で食事というのは、なんとも言えない緊張感があるかと思いきや、藤野さんは気さくな方で話しやすくて助かりました。

その後は午後にマッサージを受けてのんびり。

昼食に引き続き、夕食もビュッフェだったがケニアからの招待選手が多いためウガリがあった。ビーフシチューもあり、つい3月までのことを思い出す。全然懐かしい感じもなく、普通に食べていた。

4月7日(土)、大会前日。7時起床でその後朝食を食べて11時から走り出す。悪い感じはない。17時からのテクニカルミーティングで当日の流れなどの説明を受けた。

ミーティング終了後に給水ボトルを受け取り、部屋に戻って給水作り。さぁいよいよ明日はロッテルダムマラソン。ペース設定は2分58秒と3分4秒。3分4秒のグループでしっかりとレースを運べるように頑張る。

4月8日(日)、ロッテルダムマラソン当日。5時起床。その後給水ボトルを提出して朝食。今回のビッフェでありがたかったのが、パスタやパン・ライスなど選択肢が結構あったことだ。ランナーからするとこれは助かる。

8時にホテルを出発してバスでスタート地点近くの待機場所へ移動。そこにはエリート選手1人1台のストレッチスペースが設けられていた。

ウォーミングアップも終了し、皆で移動してスタート地点へ。スタート25分前。そこから各々が身体を動かす。スタート10分前、ユニフォーム姿になりスタート地点へ。5分前、スタートライン側に並び始める。

ロッテルダムマラソン

10時0分。大砲の発射とともにスタート。スタート直後に先頭付近で誰かが転倒した模様。この時の様子は鮮明に覚えていて
「あ、誰かがこけたみたいだ。巻き込まれないように気をつけないと。」
と思っている矢先、巻き込まれていた。両隣や前後が人でぎっちりだったため回避することもできず。そして私の後方のランナーも巻き添えを食らう。そしてあれだけの集団の中で転倒するのは初めてだったが、起き上がるまでに踏まれるのね。笑

ようやく立ち上がったと思ったら、もうわけのわからない状況に。
とりあえず自分のペースで追って行く。2km地点手前で3分4秒のペース設定のところに追いつくことに成功。しかし、こけた動揺からか動きが全然しっくりきていない。膝を強打したこともあり、ジンジン痛くなってくる。
4km地点ぐらいではこの集団から若干離れて、自分のリズムを作りたいと思って走っていたが、結局そこから離れて行く。
ここからはもう何もできず、ただただ走っているだけ。すでに設定ペースからも遅れていて膝の痛みも増して、これ以上走ることは得策ではないと判断して15kmで棄権。

その後歩いていると、演奏家の人に出会いその人が駅まで案内してくれた。そこで老夫婦に私を引き渡し電車に乗って最寄り駅まで行く。ゴール地点は人で溢れかえっていて少し遠回りをしてホテルへ。
ホテル到着は11時30分ぐらい。

一体私は何をしに来ているんだろうというシンプルな疑問が。
ただただ残念。そして応援してくれている人に申し訳ない気持ちでいっぱいです。。。

1月からのケニア合宿→ワルシャワハーフ→ロッテルダムマラソンという3ヶ月のチャレンジはこれにて終了。
結果はハーフマラソンで65分かかり、フルマラソンは途中棄権という結果を見れば全く意味のないものに。
しかしケニアでの2ヶ月半でのトレーニングによって得た力や、経験値などは失われるものではないと思っている。
これを結果で証明できていないので今は私の中にしかないものだが、やって来たことは間違いではないと思う。
今回トレーニングからのレース移行の過程で分かったこともあるので、それらを次回は生かして行きたい。

たくさんの方に応援していただいたことがありがたかったです。
引き続き、応援よろしくお願い致します。
何とか結果で応えられるように頑張ります。

次へ続く・・・