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ケニアトレーニングキャンプ6日目 ロングラン

2018年1月18日

2018年1/13(土)、本日は朝に20kmのロングラン。スタートは午前6時15分。まだ日が昇り始める前だ。この日のコースはロードで中盤から後半にかけてペースが上がっていくらしい。

スタートして3km。すでに3分39秒。すでに昨日までのペースより速い。身体の疲労の状態から乗り切ることは難しいから、心拍数・ペースともにできるところまで行こうと考えていた。その後もだいたい同じようなリズムを刻んでいたが、コースがアップダウンが激しく結構きつい。。。12kmで一気にペースが上がったところで離れた。タイムは3分26秒。標高と酸素濃度から換算すると平地から−10秒ほどだが、高地で持久系のトレーニングを行うと、徐々に血中の酸素飽和度は低くなる。要するに、距離が長くなればなるほど、一定強度の場合酸素が足りずパフォーマンスは低下してくる。有酸素から無酸素へと徐々に切り替わりAT値に到達するのも早く、乳酸の蓄積開始点自体も随分手前にくる。

専門的な現象はあえて割愛(長くなるので、単体記事として書きます)するが、要するに、ここらが現状での限界点。ここからはできるだけ我慢し、自分のペースで走った。そして17kmで打ち切った。残りの3kmはクールダウンで戻った。

かなりきついトレーニングとなったが、新さんは最後まで行ききった。ここらがフルマラソンで結果を出す壁のトレーニングになっていると痛感。

そして終わってからはいつも通り。
ホットウォーターで頭と身体を洗っていざ朝食!

パン・前日作ってあった揚げパン・と卵・アボカド・チャイ。最高です。
そして朝食後、イテンでクロスカントリーレースがあるから観に行くことになった。移動はバイクタクシー。

いやいや、ヘルメット無しで、3人乗りは無謀でしょ・・・
と思いつつ、これが普通らしい。とりあえず後部座席へ(厳密には無いが。)
バイクタクシーに乗るポイントはただ一つ。死なないようにくっつく。特に内転筋で前にいる人を挟むようにしなければならず、内転筋が力尽きたら終わりだ。とてもじゃないが長距離移動は危険だ。

そしてケニアの道は所々、大きな段差がある。ここで車やバイクは一度減速して乗り越えるのだが、何と、そのまま行くではないか!まさにクレイジー。

何とか無事到着。

会場周りには、所狭しとショップが並んでいる。これはケニア式の大会のエキスポなのかもしれない。

男子のレースでは、ファラーを最後まで追い詰めたことのある選手?が出場していたらしく、その選手が優勝。確かに速かった。

それにしても先頭の方で走っている選手は本当に良い走りをしている。日本の実業団に所属しているケニア人も参加していたが、真ん中らへん。いやー、レベル高い。ちなみにこの写真はArata Photoです。

その後、エキスポ会場で調理器具を調達し、帰ってきてからはマッサージを受けた。

Kipronoのマッサージにより疲労回復。というより不整地走ってたから、左右の腓骨筋が張りすぎてた。あと、上半身も張りがすごかったけど、何とか少し良くなった。

次へ続く・・・