RDC GROUP

ブログ 活動報告

ケニアについて、そして考える

2019年5月18日

久しぶりのブログの投稿。

楽しみにしていてくれた皆さん、ブログ更新が滞っていたこと。そしてLIVEに関しても全くできておらず申し訳ありません。
本ブログの最後に私の現在の考えなども書いています。

まずはようやく諸々進みつつあるので、2018年度のケニアについてざっくりと振り返ります。

2018年 6月 RDC KENYA始動・建設開始
10月 日本来日・日体大記録会・横浜マラソン
11月 日体大記録会
12月 千葉マリンマラソン・ZONE FUND開始
2019年 1月 イテン・クロスカントリー・ZONE FUND終了
2月 建設
3月 建設

私は約半年強ケニアに滞在しておりました。
そして、RDC KENYAの進捗としては、建設が遅い!!!そして適当笑

基本的にケニア人は、工期や職に対する責任という概念がやや薄いのかもしれない。
また、建設が終わると職がなくなるという考えからか、私がしていない時は進行スピードが遅い。そして全ての作業が適当で何度もやり直してもらった。

ようやくタイルも貼って、内装のペイントも終わってあとは門と外壁の設置が半分ほど。
バスタブの設置やレストラン棟の内装は良い感じで仕上がったので、完成したら公開したいと思います。

そんなわけで、まだRDC KENYAのキャンプ地建設が終了していません。

私のこだわりが強すぎるのかもしれません笑

また、今年に入ってからケニアで幾度となく試練が降りかかりました。
異国の地で何の力もない外国人として、何もできない状態にもなりました。

新しいことを始めようとした時、邪魔をする人が出てきます。役人も含めて陥れようとするケニア人も多数出てきました。

2月から3月上旬にかけては、食も食べられないほどに追い詰められた時期もありました。
応援して頂いている方には申し訳無いのですが、トレーニングも十分に出来ていません。

そんな状況の中、立ち向かう気力は自分の信念でした。
心が折れそうになる時、もう無理だと諦めかけた時、そんな時に
「自分が絶対にこの世界を変える。そのために俺は生きている」

この想いが自分を自分でいさせてくれました。

そして助けてくれるケニア人が何人も増え、何とか今はケニアで物事を進めることができています。

そして日本での今。

ケニアでは、ビジネスに対する責任と自分の信念の再確認。
そして自分の弱さを知ることもできました。

私の競技面では、MGCの獲得にも至らず独立当初からの目標であったマラソンでの東京五輪でのメダル獲得というのは、夢物語として散りました。

振り返れば、2016年の独立からもっとやれたことがあったんじゃないかと考えればキリがないほどです。
私の目標と今の現状について笑う人も批判する人もいるでしょう。
特に反論も言い訳もありません。

独立して今まで経験できなかったことをたくさん経験する中で、私の価値観が変化している部分があります。
競技力がものを言う世界。結果を出した人の発言や行動が正しい。そこの部分は私の立場から否定することはありません。今でもそう思っている部分はあります。そして純粋に力が欲しいとも感じます。
しかし、競技力以外の発信や違った形の価値の創出はできるのではないかと思っています。

なぜ、今回のブログみたいにポジティブな事だけでなく、ネガティブな面も含めて発信するのか。

今回ケニア事業で、人生の中でも心身ともにかなりの危機を迎えました。
ただ、これを乗り越えるプロセスを振り返った時に、実は危機というのはチャンスなんじゃないかと思いました。

皆さん、様々な状況下で危機だと感じることはあると思います。
「どうしようもない」「後悔する」「先が見えない」など。

でもそういった時こそ、自分を見つめ直したり本当の自分と向き合えるチャンスだと、私は思います。

だから私は常にポジティブでいることや、常にポジティブなことだけを発信しなくても良いのかなと考えています。

私がネガティブなことなどを発信している時は、進化する前の予兆だと思ってください笑
何故ならそのネガティブな要因は全て自分を強くする肥やしとなるからです。

ってなわけでYAGI PROJECTに乞うご期待!!!